専業主夫はじめました: 4月 2013

2013年4月23日火曜日

やらないわけにいかないもの・洗濯

こんにちは。

ここ最近、いろいろとイベントがありまして、かなりバタバタした生活をおくっていました。義理の兄の結婚式でビデオ撮影をしてその編集作業だとかそのときに両親に渡す子供の映ったDVD作成だとか。
さらに、バンドのライブとか頼まれ企画モノバンドのライブなんかもありました。

中でも、町会役員として会計長なんていうお仕事をやってるもんで、年度末は予算の締めやら決算書の作成やら、精神的に追い詰められるようなイベントが発生いたします。

町会がらみで言いますと、決算書のチェック及び監査をしていただき、今週末に開催される年に一度の定期総会でその報告、そしてその後に行われる第一回の評議会までに町会費集金名簿を作って超議員の方にお渡しする、というのが5月ぐらいまでの間に、大物の仕事として控えています。ですから、これからもう少しの間、忙しい思いをする予定です。

さて、前々回までのエントリーでは、生活していく上でやらないわけにはいかない掃除のお話を書きました。細かい話はたくさんあって、とてもあれだけの量で書き尽くせるようなものでもないですから、折を見てまた書くことにして、今回のエントリーは、これもやはり生活していく上でやらないわけには絶対にいかない、お洗濯のお話です。

現在独身の男性の方、そして既婚の男性の方が独身だった頃、洗濯の頻度ってどのぐらいだったでしょう?

筆者は、独身寮住まいで毎日帰宅が遅く、深夜残業に入る夜10時ごろに帰宅できたら早い方でした。退勤が夜11時、12時っていうのが当たり前という生活でしたから、平日は帰宅したら少しテレビを見て寝るのが精一杯、汚れ物は週1回まとめて週末に洗濯するという生活でした。

洗濯したものは基本部屋干しで、自分の部屋の壁と壁の間に張ったひもに洗濯物をかけて、恥ずかしながらそのひもがタンス代わり、つまりひもにかけた洗濯物は乾いてもタンスに入れることなどせずそのままかけっぱなし、そこから順番に着る、そして着るものが無くなるとまた洗濯、というサイクルで回してました。

ひとり暮らしならそれであんまり不自由しないのでしょうけど、家族がいるとそんなわけにはいきません。

まず、洗濯をする頻度を少なくすると、一度に洗う洗濯物の量が多くなって、何度も洗濯機を動かさなければいけなかったり、干す場所が無くなったりします。うちは3人家族ですが、3人家族ですら、毎日そこそこの量の洗濯物が出ます。

そして、洗濯物って、ためると臭うんですよね。

というわけで、洗濯は基本毎日やったほうがいいです。一日おきぐらいでもいいかもしれませんけど、うちの場合だと一日おきだと洗濯物が多くて干しきれません。毎日やりましょう。

洗濯自体は、普通は洗濯機に洗濯物と洗剤を放り込んで洗濯機を運転する、というだけだと思うので、洗濯物をあまりたくさん入れないこと、洗剤の量はちゃんと量って使わないとムダっていうこと、そして衣類に書いてある洗い方を守って洗ってね、っていう以外に特に書くこともありません。

洗剤はお好みのものを使っていただけばよいと思います。ご参考までにうちではコストコで安く買えるP&G アリエール イオンパワージェルつめかえ 超特大サイズ 1.7kg×4パック入りってのを使ってます。値段もさることながら、毎日使うので、すぐに使い切ってしまうような量だと、買いに行くのが面倒なので、超特大サイズっていうのを使ってます。

お洗濯については、普段家人から色々と言われてるコツのようなものもありますので、次回ご紹介する予定です。


香川県に、骨付鶏っていう名物料理があります。骨付きの鶏のもも肉を塩コショウをたっぷりきかせて焼いた物です。ここが有名ですけど、高松で泊まったホテルの別館に入っている居酒屋の骨付鶏が美味しかった。

先日、結婚記念日にこれを作ってみようと思って骨付きのもも肉を探してみたけどなかなか見つからず、しかたがないので骨のないもも肉を使って骨なし骨付鶏を作ってみました。参考にさせていただいたレシピはこちら

材料:鶏もも肉2枚、にんにく2片程度、グレープシードオイル(うちでは、普通にサラダオイルを使いました)大さじ2、塩小さじ1.5、コショウ適量

作り方:

  1. 鶏肉に火が通りやすくするためと、調味料がしみ込みやすくするために、フォークでざくざく刺す
  2. 塩を肉全体に揉み込んで、コショウを肉全体にかけ、再び揉み込む
  3. しばらく(2時間程度)寝かす(僕が作ったときは、時間がなかったので割愛しました)
  4. グレープシードオイルとニンニクをフードプロセッサでニンニクの形が無くなるまで混ぜる
  5. 肉の水分をキッチンペーパーで軽く吸い取り、4を肉に塗りつける。
  6. 冷蔵庫で一晩寝かす(うちでは割愛しました)
  7. フライパンで弱火で蒸し焼きにする。
  8. 肉全体に火が通ったら、強火にして焦げ目を付ける。
是非お試しを。本当は骨付きの肉があったらそれが一番です。



2013年4月2日火曜日

いつもと毛色の違う話

こんにちは。

今回は、ちょっと毛色の違うお話を書きます。心構えのような話です。

主夫なさっている方々、これからなる予定の方、みなさんそれぞれにそれまで歩んできた人生があり、何かのきっかけでおうちのお仕事をすることになったとおもいます。そして、おうちのお仕事をする、ということは配偶者の方に収入があって、それで経済的には回っていく、という方がほとんどではないかと思います。

さらに、専業主夫になる方、なった方、みなさんそれぞれその前は他のお仕事をなさっていた方がほとんどではないでしょうか。そして、自営業をなさっていて、家にいるから家事もやるよ、という方は、おそらく今回の記事はあまり関係がないと思います。

というわけで、前振りが長くなりましたが、今回は、主夫をやるにあたって自分が気がついた心構え、気をつけたほうがいいことについて書こうと思います。

一般的な企業では、業務成績を毎期毎期評価されて、その評価に基づいて賞与が増減したり昇給・昇格がなされると思います。ここ10年ほど、目標管理制度を導入する企業が増えて、業務成績は評価シートなんていう1枚の紙切れにいろんなコメントとともに毎期毎期記録されていく訳です。電子化されている企業もあるでしょうけど。

つまり、業務成績の良し悪しは、制度の良し悪しは別にして評価シートというものに記録され、その結果、主として賞与の増減という形で目に見えるわけです。

そして、評価の良い人は普段、上司からたっぷりほめられて生きてきたことと思います。

もう一つ、業務には必ず日程というものがあり、かならず終わらせる期日というものがあります。評価の良い人ほど、期日を守った仕事の仕方をしてきているはずです。

ここに落とし穴があるんです。

サラリーマン経験者は、特に優秀だった人ほど褒められて育ってきていて、ご褒美を頂くことが当たり前のこと、それが業務へのモチベーションを高める材料、目の前の人参だったはずです。そうじゃなかった人は、不幸にも自分が所属した上司から嫌われていたか、その上司が管理職としてふさわしくない人だったんでしょうね。

さて家事についてはどうか、ということになりますが、今まで家の仕事をやってこられた配偶者の方を、家事について褒めてあげたことってどのぐらいありますか?

いつも褒めているって言う方は素晴らしい。

しかし、たとえ共稼ぎだったとしても、家のことを主に奥様やられていたお宅で、奥様の家事のこなし方をみて褒めて上げたりお礼をしてきたりした方って、それほど多くはいらっしゃらないのではないでしょうか。

ここで立場逆転、サラリーマンだった夫が主夫になると、それまで当たり前だった、褒めてもらうこと、ご褒美をもらうこと、これがほとんど無くなると思います。それは、やるのが当たり前ということになるからです。

すると主夫の心のなかに何が起こるか?

最初はこなすのが精一杯、熱中してやっているうちに一日が終わる、という日々が続くと思います。より高品位に、より効率よく家事をするにはどうしたら良いか、そしてどこで買い物をしたらより安く買い物が済ませられるか、どうやったら美味しいご飯ができるかなど、考えることはたくさんありますからね。

ところが、そういう日々の生活にも慣れて余裕が出てくると、自分の家事ってどういうレベルなの?うまいの?下手なの?、そして、どこまでやればいいの?ってな気持ちが湧いてくるんじゃないでしょうか?

さらに、家事には日程なんてないですから、どこまでやればいいの?という気持ちと日程がない、っていうことから、無限に続く原価低減、品質向上運動を自分一人でやらなきゃいけない、っていう気持ちになるかもしれません。

こういう感情を抱かない方は何の問題もなく主夫業を邁進されればよいと思います。だけど、そういう気持ちに陥ってしまった方は、落ち着いて気負わずに淡々と日々の暮らしを続けて、何か工夫するネタを常に探すってことをすればよいのかな、なんて思います。

かく言う私、毎日のようにこれが出来てない、アレが出来てないと自分で思ったり相方から言われたりしている身なので、人にあれこれアドバイスできるような立派な主夫じゃないんですけどね。でも、自分の体験ですから、何かのご参考になればと書いてみました。

今回はいつものお弁当レシピはお休みです。

今日はこのへんで。ありがとうございました。